FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

蠅の王

5126NF2WHRL__SX230_.jpg


幽霊の正体見たり枯尾花。



「恐怖」って感情はこんなにも人を衝き動かすものなのか。



恐怖を受け入れることである種の秩序を作った集団と、
恐怖を排除しようとすることで逆に集団から孤立していった幾人か。

恐怖を恐怖としてそのままにしておくことって、
ともすれば宗教にも似て、
恐怖=わけのわからないもの=神
って図式になるわけなんで、
恐怖=神を頂点とした秩序が出来上がる。
それってとても非文明的な行為というか。

逆に恐怖を排除することで進化(進歩)してきたのが人間なわけで。

でも文明の一切ないこの島で、
むしろ進化は逆ベクトルを辿る。

大人らしく(文明人らしく)振舞おうとし、
それが成功するのは最初だけ。

きっかけは一番小さい子供たちが(不安にかられ)見る悪夢。
海から、あるいは山から襲って来る怪物のイメージ。

最初はほとんどがガキの戯言だと取り合わず、
でも「ある事件」をきっかけに大勢が逆転。

「恐怖」をそこにあるものとして幾人かが受け入れたところから、
それを受け入れられない幾人かが排除され始める。

そこから繰り返される対立、排撃。



まああらすじはこんなもんで、
続きはぜひ本編を。



いや名作と言われるだけのことはあるわ。
というかノーベル文学賞取るだけのことはあるわ。
(偉そう)

少年漂流物の体裁をとって、

恐怖
宗教

人間

こんなところの「在り方」について考えさせられる傑作。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ontaikun

Author:ontaikun
直感と決断。
そして自信。
ついでに酩酊。

最新記事
Calendar
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
Follow me on Twitter!

Powered by ついめ~じ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
bookmeter
ヒラノユウスケの最近読んだ本
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。